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2007年 05月 10日
朝の8時から8時30分の間、だいたいこのくらいの時間。
自転車、もしくは原付バイク、ある時は車の音がして、うちの前で止まる。 ガラガラと玄関のとびらが開いて、男が入ってくる。 どんどんどんと乱暴な足音をさせて、台所に立ち冷蔵庫を開けて、食材を取り出して包丁で切り始める。 寒い冬は別だが、そうじゃない季節、今もそうだが、パンツで台所に立っている。 たまごをかきまぜ、納豆をかきまぜ、野菜を切り、フライパンで炒める。 手鍋を火にかけ、みそをとかす。 その日によって、メニューは変わる。 最近のはやりは、チャーハンのようだ。 山のような、少し黒っぽいチャーハンを食べながら、スポーツ新聞を読んでいる後姿を、今日は見ることができた。別に見たいわけではないけれど。 あんまり見ていると、 「ゆきちゃん」 と、声をかけられるはめになるので、早々に立ち去る。 声をかけられると、しょうもない話が始まったり、用事をいいつけられたりするから。 9時30分ころになると、男は去って行く。 食べ終わったお皿たちを洗って。 読んでいたスポーツ新聞をそのままの状態で放って行くのは、やめてほしいと言い出せずにいる。 きっと、明日も来るんだろう。
by omokorocoro-w
| 2007-05-10 09:14
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