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2006年 03月 23日
満点の星空を見た。
人工だけど。 らんらんと輝く月は、星たちのために、その光を調節された。 視界いっぱいに広がる星たちの世界に、 その数の多さに、 私は少し恐怖し、はわあああ、と変な声を小さく発した。 星たちのことを教えてくれるお兄さん(と、思われる)の声がなんとも素敵で、 幸せになる。 スケールが大きすぎて、油断するとまた、頭から何かに吸い込まれるような恐怖感が おそってきそうになる。 きらんきらんと光る星たちを、よけいなことを考えずに、ただ見るようにすると、 その素直な輝きに、笑みがこぼれる。 人工だけど。 星たちをただ見るだけ、というのは難しい。 何にも知らないわけではないから。 いろいろ考えてしまう。 何億年も前の光。爆発で生まれる星。死んでいく星。回り続ける星。ただよう宇宙。 知る、ということはそんなに大事なのか、とふと思う。 知的好奇心。 発揮しすぎなんじゃあないのか、とふと思う。
by omokorocoro-w
| 2006-03-23 09:40
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