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2006年 06月 08日
窓から見える木が、(何の木かは分からない)踊っている。
ここから見えるのは、3本。 3本とも、ゆらゆらゆらゆら、と踊っている。 ゆるうく手を広げてゆるういリズムに合わせて。 楽しいのだろうか。 気持ちいいのだろうか。 見ている私は、少し楽しいし、風が気持ちいい。 「アルプスの少女ハイジ」のもみの木もよく踊っていたな。 あれは、なにか、伝えている感じだったな。 私が今、見ている木たちも、なにか、言いたいのだろうか。 それにしても、よく踊る。 本当に生きているみたいだ。 いや、生きているんだけども。 #
by omokorocoro-w
| 2006-06-08 18:31
2006年 06月 01日
陽射しが強い。
陽射しが強いので、洗濯物がすぐかわく。 シーツも分厚いタオルも。 洗濯物同士が多少重なっていたって、平気。 なにせ、強いから。 たくさんありすぎて干しきれなくても、平気。 前半組と後半組に分けれるから。 そんなことが出来るのも、強いから。 ああ、洗濯物がからりとかわくのって、素敵。 太陽の匂いつきタオルって、素敵。 強いって、素晴らしい。 #
by omokorocoro-w
| 2006-06-01 18:38
2006年 05月 25日
仕事帰り、電車から駅のホームに降りた瞬間、ドアが開いたその瞬間に
もあっと、金木犀が香る。 暗闇にその匂いだけが、映える。 金木犀の匂いをかぐと、あたまの先からひゅるるるるるうっと、懐かしい場所へ 吸い込まれる感覚がする。 あの、ハクション大魔王がつぼの中に吸い込まれるように。 中学生時代。かなり昔だな。「古き良き昭和」。そんな前ではないし、この表現は嫌いだ。 私はバレーボール部員だった。 入ったばかりの1年生時代。毎日、毎日、トレーニングばかりさせられていた。 先輩の連れて行くトレーニング場所が、毎日決まっていて、そこに金木犀が植えてあったのだ。 腹筋や背筋、スクワットやバレー体操、ジャンプ、空気イス(なつかしいな)、 金木犀の匂いをかぎながら、汗をかいて、体を鍛えていたんだな。 だから、私にとっては、金木犀の香り イコール トレーニング イコール 中学生時代 になる。 死ぬまで、そうなんだろうか。 #
by omokorocoro-w
| 2006-05-25 16:07
2006年 05月 18日
父親はあたふたするのが嫌いだ。
だから、時間にはものすごく余裕を持って生きている。 前回書いた家族旅行の時も、そうだった。 白浜へは天王寺駅から「くろしお」という名の、年老いたベテラン特急に乗って行く。 発車時刻は10時48分。 家から天王寺駅までは、多めにみて、約1時間。 せいぜい、9時30分出発だろう。多めにみてるし。 が、父親が決めた出発時刻は、8時30分。 「ああ、駅弁どれにしよう。ああ、時間ないわ。えらばれへんわ。あっ、ビールも買わんな。 ああ、もう、行かんなあかん。ああ、買われへんかったあ。」 ってなことになったら、嫌やろう? 父親の言い分である。 しかし、案の定、当然のごとく、時間が余る。 だって、天王寺駅に9時30分には着くんだもの。 そりゃあ、あまるさ。 駅弁をじっくり選んで買って、喫茶店に入ってコーヒーをゆっくり飲んで、窓から見える 人たちを観察しつつ毒舌を吐いて。 まだ、余る。 で、本を読んでいる父親と荷物を置いて、私と妹と母親で、駅付近をぶらりぶらりすることに。 見つけましたよ。 おもしろいものを。 大量のジーンズを入れているワゴンについた、 「特価!! Gンズ」 と、いう札。 間違っている。 でも、けっこうな人がワゴンに集まっていた。 あのうち何人があの間違いに気がつきながらも、安いGンズを買おうとしていたのだろうか。 父親のおかげである。 でないと、出会えなかった。 #
by omokorocoro-w
| 2006-05-18 13:28
2006年 05月 11日
毎年5月3日は和歌山の白浜の海開きの日、だそうだ。
知らなかったなあ。こんなに早いなんて。 今年の5月3日。 私たち家族は白浜温泉へと、家族旅行に出かけた。 そう。海開きの日。 知らなかったのだ。もう一度言うけど。 ついでに言うと、どこでも良くて。 5月3日という国民大移動の日しか、家族の予定が合わず、しかも、家族旅行をしようか、と 決めたのも1週間前くらいで。 急きょ、キャンセルが出た白浜温泉の、ある旅館の、デラックスプランに飛びついた形で。 行ってみたら、満開の青空と青い海が目の前に広がる旅館の部屋。 砂浜では、ビーチバレーを楽しむ人、ビキニ姿で肌を焼く人、波うち際ではしゃぐこども、 何人かは海で泳いでいたりもして、一気に夏気分になってしまう。 確かに暑かったしな。 「おれ、泳いでくる。」 窓の外の夏風景を見ていた父がポツリと言う。 「おれ、海すきやねん。」 続けて、打ち明ける。 そして、父は砂浜へと出て行った。 5階の私たちの部屋の窓から、砂浜を歩く父が見える。 さすがに、泳ぎはしないようだ。 独特な歩き方で、ゆっくりゆっくり、砂浜を歩いていく。 そして、おもむろに腰をおろす。 体育座り(さんかく座り)で、海にむかってじっと座っている。 ラガーシャツをジーンズに入れて、スニーカーをはいて。 明らかに周りから浮いているので、目を離しても見つけやすい。 じっと、海を見ている。 そんな父を窓からじっと見ている私たち。 「1時間は帰ってけえへんな。」 母が言う。 結局、父は、2時間帰ってこなかった。 大浴場の窓からも、砂浜でじっとしている父を見た。 その時は膝は立てて、寝転んでいた。 太陽の光を全身に浴びていた。 やっぱり、周りからは浮いていた。 帰ってきた父の顔は、赤光りしていた。 にかにかと笑って、とても楽しかったようだ。 「おれ、海すきやねん。」 知らなかったなあ。 そんなに好きだなんて。 #
by omokorocoro-w
| 2006-05-11 17:12
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