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2005年 07月 21日
電車の中では景色を見たり、人を見たりに半分。
あとの半分は本を読む。 昨日まで読んでいた本は、私を何度も泣かせたので少々、こまった。 電車の中でぐすぐす、いい大人がぐすぐす。 いっそのこと開き直って、わんわん泣いてしまえれば、そして、 「どうして、そんなに泣いておられるのですか」 と、聞かれれば、こうこうこういう内容でこの台詞が泣かせるんです、と感動的な本の紹介もできただろうに。 変な(?)ところで羞恥心が出るんだな。 でも、いい大人がわんわん泣いていて、はたして、声をかけてくれる人がいるものか、どうか。 牧場で働いているときに、子うし担当の女の子が食堂でしくしくと泣いていたことがある。 世話をしていた子うしが病死してしまったらしい。 私たちは全員寮住まいだった。個室の。だから、 泣くんなら自分の部屋で泣けばいい。 と、本人にではなく、かげで言った男の子がいた。 まあねえ。でも、彼女は誰かに何か言って欲しかったんだろう。 「お嬢さん、なにをそんなに泣いておられるのですか。」 と。そして、そのかわいがっていた子うしについて、何か語りたかったのだろう。 そういうことが時として大切なのだ。
by omokorocoro-w
| 2005-07-21 19:00
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